平成26年6月の労働安全衛生法の改正により、種類・規模を問わず、事業場で取り扱う危険性または有害性のある化学物質などについて、リスクアセスメントを実施することが義務付けられております。
これは、対象化学物質を一定量(裾切値以上)含むものを供給する場合、その供給者は、化学物質などの名称の表示(ラベル表示)および通知(安全データシート(SDS)の交付)を行うことを定めたものです。
›› 化学物質の表示・文書交付制度のあらまし
平成29年8月3日には、労働安全衛生法関連法の一部改正による政令及び省令が公布され、平成30年7月1日から施行されております。
この改正により、一定の有害性が明らかになった化学物質に、ポルトランドセメントが追加されました(前述文書の46ページ)。ポルトランドセメントを1%以上含むもの、すなわちレディーミクストコンクリート(生コン)も該当いたします。
ただし、ラベル表示は容器または包装に貼付するものであり、生コンは、ラベル表示が不可能なためその必要はありません。
この改正への対応といたしまして、北洋生コンクリート株式会社では、すべてのお客様に安全データシートを配布し、重ねて、ウェブサイトからもご覧いただけるようにいたしました。
現場監督員の皆様におかれましては、レディーミクストコンクリート(生コン)を直接扱われる作業員の方々に、その内容をご周知くださいますよう、お願い申し上げます。
生コンの品質・成分などは今まで通り何も変わりありません。安全シートを確認の上、誤解なくご使用くださいますよう重ねてお願い申し上げます。
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北洋生コンクリート株式会社
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